教育学部 スポーツ教育学科
※旧:発達教育学部 ジュニアスポーツ教育学科 (2022年4月名称変更)

授業紹介・ゼミ紹介

授業紹介

コーチング論

プレーヤーのパフォーマンス、チームの戦績を向上させるには、コーチの役割が重要です。スポーツコーチングの基本である「技術指導」「メンタル指導」「フィットネス指導」の側面と、指導計画を学ぶことで、将来の指導者としての視野を広げます。

メンタルトレーニング

技術や体力向上のためのトレーニングと同様に心理的な能力もアスリートの実力発揮にとって重要です。この授業では、心理学的側面からアスリートの競技力向上を図るためのメンタルトレーニングについて、各種技法や具体的方法について学びます。

ゼミ紹介

学校教育・スポーツ教育コース

スポーツ教育学専門演習(平尾ゼミ)

新しく学んだ知識は、実際に体を使って経験することで自分自身の力へと昇華される。

本ゼミは、スポーツ、身体、言葉、社会についての知識と教養を身につけることを目的としています。体を通じる、実感を大切にする、つまり単なる体験を振り返りをともなう経験へと昇華することが、このゼミで学ぶ醍醐味です。ゼミでのさまざまな経験から、本来的な意味での「哲学」と「ネガティブ・ケイパビリティ*」を学んでほしいと思います。

*ネガティブ・ケイパビリティ(Negative capability):「答えの出ない事態に耐える能力」を指し、不確実な状況に耐え、諦めずに考え抜くことで、新たな解決策を見出すこと。

Student's Voice

バレーボールに全力で取り組み、授業を通して多彩な学問に触れ、保健体育の教育をめざしています。

全日本インカレでベスト4(2022年度)に輝くなど、好成績を残す神戸親和大学の女子バレーボール部。部活動に全力で励みながら、保健体育の教員免許を取得したいと思い入学しました。2年次にはケガで思うように競技ができない時期もありましたが、試合に出られなくても、メンバーをサポートできることと、その大切さに気づきました。また、さまざまな授業を通して興味を持ったのが「スポーツ運動学」です。子どもの成長段階に合わせて、必要となる運動やサポートを検討する学問分野で、将来、保健体育の教員となったときに必ず活かせるものだと思います。

スポーツ心理・健康福祉コース

スポーツ教育学専門演習(杉山ゼミ)

自分が感じた疑問を自由に発言し、アイデアを共有することで問題を解決できる力を身につける。

スポーツ心理学の分野で競技スポーツにおける実力発揮がいかにして成り立つかを研究しています。ゼミでは学生が疑問に思ったことを発言し、柔軟な発想で得たアイデアを共有することにより自身の課題を整理して問題解決力を身につけていきます。情報化が進展し人との関わりが希薄になりがちな時代にも、スポーツ心理学の知識を用いれば相手をより理解できることでしょう。

Student's Voice

関西地区の各大学が加盟するラクロスの委員会に参加。大会運営に関わる大役を果たしました。

保健体育の先生になりたいと思い、神戸親和大学に入学。中学校・高等学校教諭の他、小学校教諭の免許取得もめざして勉強中です。大学では自身の成長につながる2つの出会いがありました。1つはラクロスです。学生主体の部活動を通して、自分で考え行動する力が養われました。また、ラクロスの委員会活動に参加して大会運営に携わる経験もできました。4年次の卒業論文は「ラクロスのスローの投げ方」をテーマに執筆予定です。もう1つの出会いは「公務員塾」です。警察官や消防官をめざすための対策講座で、「警察官になりたい」という思いが芽ばえ、今は、進路を検討中です。

生涯スポーツ・マネジメントコース

スポーツ教育学専門演習(高松ゼミ)

学内外での多彩な経験を生かして、将来、スポーツを仕事にするチャンスを手に入れよう。

スポーツを通じて人の成長や幸せ、地域活性化に貢献することを目的に研究を行っています。本ゼミの特長は、学内の活動だけでなく、学外にも範囲を広げてさまざまなことを経験できること。学外活動を通して、将来社会で活躍するための基礎を養うことが可能です。また、他大学の学生や社会人の方々との交流機会も増えるため、自然と人脈も広がっていきます。

Student's Voice

プロチームのプロモーション事業で自分たちの企画案をわかりやすく伝える力が身についた。

スポーツを競技する立場から、見る・支える・マネジメントする立場で関わりたいと思い、生涯スポーツ・マネジメントコースを選択。最も伸びたのはプレゼンテーション能力です。ゼミで、女子プロバレーボールチーム、ヴィクトリーナ姫路のプロモーションに携わりました。プロモーションのグッズを作るために、どの世代に、どんなものが、どのように流行しているかを調査・分析。パワーポイントにまとめ発表することを何度も経験しました。将来の目標はスポーツ関連企業への就職。今後も資格取得やインターンシップなど、チャレンジ精神を持って全力で取り組みたいと思います。